やっぱりあぶない、IH調理器

「LPガスとIHクッキングヒーター」では、IH調理器具が出す電磁波についてお話しました。 今回は、どんな家電製品がどのくらい電磁波を出すのか、体にどんな影響があるのか見ていきましょう。

米国国立がん研究所の重大発表

下表はアメリカのおおがかりな電磁波の被害研究(RAPID計画)の一環である疫学調査リポート(ハッチ論文)です。
意外なのは、女の子が愛用するカールアイロン(ヘア・ドライヤー)が小児白血病を3.56倍も増加させることです。発熱させる分、消費電力が多く、強い電磁波を浴びてしまったのです。
ヘッドホンはパワー端子から強い電磁波が出ているのでしょう。耳に密着するだけに電磁波を直接被爆したものと思えます。
テレビ、テレビゲーム、ゲームセンターのビデオゲーム機が、ほとんど同じなのは、テレビから出る電磁波を被爆した結果でしょう。ゲームをやるときはつい画面に近づきがち。
電子レンジが思ったより低いのは、子供は普段あまり使わないからでしょう。電気毛布が2.75倍というのも長時間使用との強い 関連がうかがえます。

身近な家電製品を使った子どもの小児白血病発症の増大率
家電製品 増加率(倍) コメント
カールアイロン(ヘア・ドライアー) 3.56倍 全使用者
ヘッドホンステレオ 3.04倍 3年以上使用
テレビ、テレビゲーム、ゲームセンターのビデオゲーム機 2.36倍〜2.78倍 3年以上使用
電気毛布 2.75倍 全使用者
電子レンジ 1.59倍 1〜2年使用

(米国立がん研究所疫学調査・ハッチ論文1998年5月より)

家の中にはまだまだ長時間使う電化製品がこんなに!

リビングや子ども部屋には、エアコンやテレビ、パソコン、CDラジカセなど、長時間使うことも多い電化製品が沢山あります。
これらを使わせない、あるいは、距離を置くことを子どもに繰り返し言って聞かせることが大切です。

家の中での電磁波

引用:船瀬俊介 (2005)『やっぱりあぶない、IH調理器』三五館

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