LPガスはとってもクリーン
LPガスはとってもクリーン
LPガスは、酸性雨の原因となるSOx(硫黄酸化物)の排出がほとんどないことと併せて、地球温暖化の原因と言われているCO2(二酸化炭素)の排出量も少ないとてもクリーンなエネルギーです。
安全の第一歩はLPガスの性質
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空気よりも重い
LPガスは空気よりも重く、もれると低いところや物かげにたまる性質があります
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ニオイをつけてある
LPガスそのものは無色無臭ですが、もれたときに分かるようにタマネギが腐ったようなニオイをつけてあります。
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燃焼にはたくさんの空気が必要
LPガスが燃焼するためにはたくさんの空気が必要です
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クリーンなガス
LPガスそのものには人体に有害なCO(一酸化炭素)は含まれていません。
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液化状態で容器(ボンベ)に入っている
LPガスは圧力をかけて液化した状態でLPガス容器(ボンベ)に入っています。
容器のそばで焚き火などをして容器の温度が高くなると、圧力が上昇して安全弁が作動し、空気中にLPガスを放出することがあります。
液体のLPガスが皮膚に触れると凍傷になることがあります。
LPガスは地球に優しいエネルギー
省エネの度合いを測るのには、「利用効率」が用いられます。電力の場合、発電時に60%、送電時に5%のエネルギーが損失をだすので、家庭で利用できるのは実は35%だけ。一方、LPガスがご家庭で使用されるまでのロスはわずか5%。95%ものエネルギーをそのまま使えるLPガスは、とても利用効率の高い”地球に優しい”エネルギーと言えます。
災害にとても強いんですよ
遠方のガス貯蔵タンクや発電所から長い導管や電線をつたってエネルギー供給を行う都市ガスや電力は、その途中のどこかでトラブルが発生すれば、その先のすべてのエネルギー供給が停止するとともに、安全確認や修復に多大な時間を要します。
一方、LPガスは各お家にエネルギーを貯蔵/消費する形態をとっていて(分散型エネルギーと呼ばれています)、長い導管や電線は要りません。そのため、災害によるトラブル発生が少なく、又安全確認も短時間で行えるので、とても災害に強いエネルギーと言えます。
LPガスは、平成7年の阪神・淡路大震災の際にも供給の途絶が少なく、いち早く復旧を果たしています。