LPガスとIHクッキングヒーター
LPガスは火力は強いけど汚れが気になる。その点、IHクッキングヒーターは安全で掃除も簡単…
とお考えの方必見。LPガスとIHクッキングヒーターの違いを確認してみましょう。
本当に安全なのはどっち?
LPガスと違い、IHクッキングヒーターは実際に火が出ないから安全?
IHクッキングヒーター自体は発熱しませんが、鍋からの熱がヒーターに伝わります。
しかも、プレート表面の温度は、ヒーターを消してから5分後で約100度、10分後でも50度以上!
うっかり触ってしまうと、火傷してしまいます。
IHクッキングヒーターが電磁波を出す!?
電磁波の量は、携帯電話の500倍!
テレビや冷蔵庫、電子レンジなど、家電製品であれば、使うと必ず電磁波が出ます。
IHクッキングヒーターは、その中でも非常に強い電磁波が発生します。
その量は、なんと携帯電話や、テレビの約500倍にもなります!
身の回りの家電製品と比べても、IHクッキングヒーターの電磁波がかなり強いことがわかります。
また、人によってはIHクッキングヒーターを使って、不快感を感じる人もいるようです。
使い慣れた物のほうが安心!
LPガスなら、今までどおり炎を目で確認できます。
また、最近は「天ぷら油過熱防止機能」や「立ち消え安全装置」など、より安全に配慮した機能も充実してるので、安心です。
さらに、内炎式ガラストップのガスコンロなら、お手入れも簡単ですよ!
料理がおいしく出来上がるのはどっち?
IHクッキングヒーター
熱の回り方
IHクッキングヒーターは、磁力線を利用して鍋を発熱させます。
鍋底を通じて熱が伝わり、鍋の中で小さく対流するので、温度ムラができやすくなり、味が均一にしみたおいしい煮物も期待できません。
底だけ熱くなる 対流が小さい
実際の調理では…
- 底が平らな調理器具しか使えないので、IHクッキングヒーター専用の鍋やフライパンが必要になってしまいます。
- 火力が弱く、野菜炒めなどの炒め物が水っぽくなってしまいます。
LPガス
熱の回り方
ガスコンロは、炎によって鍋底全体を直火で加熱します。
炎によって温められた空気が熱となって鍋と食材を包み込み、鍋の中で大きく対流する=ムラなく仕上ります。
鍋全体が加熱できる 大きく対流する
実際の調理では…
- LPガスは、鍋やフライパンの材質や形状を選びません。今、おうちにある調理器具をそのまま使用できるので、便利!
- 強い火力で一気に加熱するため、炒め物や焼き物が水っぽくなりません。料理を美味しく作るには、LPガスの強い火力が最適!